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監視カメラシステム、監視カメラ、入退室管理システムのケーティーワークショップ
「監視が必要なのは、授業時間中はもちろん、主に放課後、特に多数の機器が置かれている教室と、すべての出入口を対象としています。このビルは事務職員と用務員の勤務時間である、深夜11:30 まで開いています。高校ではよくある、公共物破壊、窃盗、あるいはそれに準じる行為に対して備えています。」
-475 学区事業運営主任Larry Schmidt
近くのFort Riley 駐屯地の滞在者が増えたため、475学区の学生数は増加しています。新しい設備を建設するために、コスト効率の良い、効果的で、センターから集中的に、同時に複数の遠隔地からも操作が行うことが可能なセキュリティシステムが必要でした。
ISG Technology は、Cisco製スイッチ類、Milestone社製 XProtect Enterprise IP ビデオ監視ソフトウエア、Axis 213 PTZ と211 のオートアイリス固定カメラ、および既存のPelco およびPanasonic 製のアナログカメラを再利用するためのAxis 241Q ビデオサーバーを、複数の校舎と中央管理部門に設置しました。
学校区域の管理事務所には集中監視モニターシステムが設置され、他方各学校の校長室と警備室にも、監視システムが置かれていました。各中・高等学校に配属された警察官（School Resource Officers） も、事件に素早く対応し、証拠を出力するために、このシステムを使用することができます。新しいカメラをこのネットワークシステムに追加することも素早く簡単にでき、従来の機器をそのまま使用しながら、最新の技術にアップグレードできます。
イラク紛争後のブッシュ政権の国際駐屯再編の一端として、「The Big Red One」と呼ばれるドイツに設置されていた米国の大部隊の１つが、アメリカの中心、カンザス州Junction Cityに近いFort Rileyに帰ってきました。
この駐屯地は3年間で隊員が11,000から20,000名に倍増し、その多くは家族を伴っています。地域経済には新しい仕事と収入増がもたらされましたが、住民の増加は、周辺地域における住宅、商店、医療設備、学校などの環境設備も緊急に要求されました。
475 学区はこのような大勢の新しい学生の殺到に対応するために、2005年には既存の校舎を改築し、新校舎を建設するための設備費が予算化されました。国家防衛資金の一部である「Secure Our Schools」による助成金が、人々と財産を保護する最新技術のために、地域の警察署の援助の下、使われました。
2005 年9 月現在、地区全体の学生数は6,300人に上り、事務、管理、その他の要員1,300人が追加されます。この人数は、近い将来、50%増加すると見られています。
これら施設のセキュリティと安全対策に対応するために、Geary 郡の475学区はIPビデオ監視システムを導入しました。ISG社はCiscoネットワークを構築し、この地区の技術要件に対応するため、すべてのITサポートとハードウエアを提供しました。また高校、中学校、管理ビル、補助学習センターにAxis ネットワークカメラを設置し、Milestone XProtect Enterpriseソフトウエアをインストールしました。
「高校では頻繁に起こる公共物破損、窃盗、その他学生の不正行為に対応しています」
2005年9 月、学校の始業日直前に、保護者と学生のために「オープンハウス」が開催され、音楽担当教師が新しい音楽機材を誇らしげに紹介しました。その夜午前2 時、ドラム1式とエレキギターが1本盗まれました。
「ソフトウエアを立ち上げ、画像を急いで検索したところ、ビルの東側のガス管を上っていく何人かの人影を追いました。盗賊が盗品とギターを抱えて階段を下りていくところも、吹き抜けに設置したビデオカメラの画像が捕らえていました。彼らは非常にはっきりと映し出されていました！」Schmidtは思い出します。「この証拠画像を警察に提供すると、令状が発行され、学校の機器は1週間以内で戻ってきました。ガス管から侵入する問題には、網を張って対応し、照明をいくつか追加すべきであることにも気づきました。」
これは新しく設置したMilestone 監視ソフトウエアを使用した、最初の事件でした。
「新しいシステムを使ったビデオを使用した最初の経験でした。使い方は非常に簡単で、システムはとても単純でした。」Schmidtはうれしそうに証言します。
475学区では、2001年から22棟の校舎と18の敷地を光ファイバーネットワークケーブルで接続していました。全学区域は421平方km、校庭は930平方km、施設は365.7平方km を要します。高校だけで85平方km、中学校が39.6平方km と27.4平方km あります。現在計画中のもう1校は36.5平方km です。
「以前はフレームリレーセットアップによるネットワークを使用していましたが、光ファイバーはより速く、ネットワーク上で簡単にビデオシステムを運用することができます。実際、ワイドエリアネットワークで接続された、どのサーバーの、どの校舎のどのカメラでも見ることができます。」Schmidtはうれしそうに言います。「今後かなり追加が予想され、それに連れてセキュリティも変化していくでしょう。システムに対するアクセスを一般化したことで、いつでもすべての資産をモニターできるという、さらなる長所を得ています。」技術部門では、地区内の全IT要件の処理を簡単にするために、475学区の標準化プラットフォームのすべてをMicrosoft に移行しました。
「国家防衛基金の一部である「Secure Our Schools」が使われ、最初の導入は警察署の協力により実現されました。長期計画では、警察がこれらのカメラにアクセスし、校舎内で起きていることを見られるようにすることでした」Schmidtは宣言します。
各中学校のセキュリティ担当、ホールのカメラ監視、ホール、各ドアを見回る先生に加え、各校には常勤の警察官が警察署から派遣されています。彼らは事件の始まりは見られますが、事態により分かりにくくなります。監視システムで事件前後を確認することで、何が実際起きたのかを見られるので、本当に助かります。
「2005年6月にもう１つの「Secure Our Schools」助成金を申請し、4月か5月に資金が利用できると通知されています。」Schmidtは話します。「Geary郡とJunction Cityでは、Fort Rileyと関わりがあり、人口が移動しているため、様々な独特の問題を抱えています。こうした特長はすなわち、多くの機会を提供しています。この区域で最後に資金問題があったのは、1955年に高校を建設したときでした。この新しい決断は、明らかにこの地域で歴史的に大きなステップとなるでしょう。」
ISG Technology は何年もの間、この地区の技術部門に貢献してきました。
「技術分野は非常に変化し、我々は自分たちの仕事をこなすことで忙しいので、この分野での専門家と良い仕事関係を持つことは重要です。ISGの方達には、最新技術を追求してもらう必要があります。彼らは非常に積極的です」Schmidtは満足して言います。「基金に申請するための仕様作りでも、非常によく支援してくれました。」
この地区では、40名ほどの「落第リスク」のある学生が補修授業を受ける、「時間外学習」用の補助学習センターとして使用できるよう、街中の古いビルを改装しています。
「ここではセキュリティのためではなく、ビデオを再生してモニターし、自分の態度が回りのみんなにどのように影響しているかを見せるために、監視カメラを教室内で使用しています。自分たちの行動をより積極的に修正できるよう手助けするための、学習経験になります。」Schmidt は言います。「自分たちが何をしているのかを認識していない生徒が自分を分析できる力となるでしょう。」
ISG の経理部長Tim Palmquist は次のように付け加えます。「この環境では、Axis 210A カメラとMilestone Enterprise ソフトウエアの柔軟性を活用し、MJPEG ではなくMPEG4 で録画します。ここでの動画ビデオテープはMJPEG で提供される高品質画像よりも重要なのです。」
475 学区は1990年代からアナログセキュリティ機器を使用していますが、公共物破損に対する監視システムによる抑止効果には、重要な限界があることに気づいていました。
「もっと簡単に操作したいと思っていました。旧式システムでは、証拠を見つけるために、いつもすべてのテープを見直す必要がありました。今ではソフトウエアですぐに事件を検索し、DVDに保存して警察に持ち込むか、メモリースティックに保存します。これは非常に便利です。」Schmidt は言います。
「このソフトウエアは、カメラが動きを検知したときだけ録画するところが好きです。動作を検知したことに基づく警告リストを調べて、問題が起きたときの時間を知ることができます。すごいシステムです！」Schmidtは微笑みます。
「Axisブレードサーバーを使用して、アナログカメラで保存したビデオをデジタル化することができるため、Milestoneソフトウエアで管理することにより、この地区で最初に投資した機材の一部をそのまま使用することもできます。」Palmquistは説明します。
Schmidt は次のように付け加えます。「カメラは私たち自身で行いました。非常に簡単な作業でした。基本的に2 種類のAxisネットワークカメラモデルを使っています：固定位置用の211 とパンチルトズーム可能の213です。さらに旧式のPelco とPanasonic のアナログカメラを変換するための、Axis 241Q ビデオサーバーを使っています。」
IP使用後は、劇的な能率化が達成できました
「高校でシステムを設置したときに、興味深い光景が見られました。ケーブル、モニター、ラックなどの旧式アナログシステムの機材を、トラック1台分ほど運び出しました。新規IP システムの設置はそれに比べて非常に小規模なものでした。大きな違いです！」Palmquistは笑います。
「ホールのモニター室はその時機材であふれた状態で、出直すための場所もあまりありませんでした。今はずっと快適になりました。」Schmidtは述べます。「しかし、旧式カメラを再利用できるのはとても良いことで、私たちにとって重要なことでした。」まだ数年しか経っていないものもありましたが、みな白黒カメラでした。新規ネットワークカメラはカラーです。ビルの外部に設置されているAxis 213 PTZは真の最高級カメラです。この画像は信じられないほどすばらしいものです。」
Palmquistは次のように説明します。「このビルは、すでに高品質イーサネットが構築されているという長所がありました。IP電話はすでにPoE で電力供給されていたので、カメラに電力供給するには、スイッチを追加するだけでした。Axis 211カメラは光量を補正する、オートアイリスモデルです。これは非常に高品質なカメラで、窓から灯りが差し込み、暗い吹き抜けの一部だけを照らしているような場所には最適です。このような激しいコントラストの画像を見るのは、このカメラが無ければ非常に難しいことでしょう。」475 学区内の、ある高校の校長F. Miller は、IPビデオ監視システムについて感想を聞かれて、こう答えました。「すばらしいね。まるで暗黒時代から21 世紀に移った感じですよ。」
www.usd475.org, www.isgtech.com, www.axis.com, www.milestonesys.com.
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